マルシェナチュレル

 

 

飲み水の話

 日本は水道の水が飲める世界でも数すくない国だといわれています。
すでに、江戸の町にも水道があったのです。もちろん蛇口をひねると水のでてくる水道ではありません。
江戸の町にある井戸、地下水をくみあげているのではありません。木製の水道管(樋)でつながっているのです。
たとえば、玉川上水は多摩川から開渠(ふたのない水路)で江戸まで運び町の中は樋(とい)で流したのです。
自然流下ですが、とどまることがないため水質をたもてます。
開渠のところも水を汚す行為はご法度になっていて「水番屋」の水番人が塵などを取り除いていました。
この程度のことで、飲み水として使えるのは江戸の人々の生活習慣にあったのではないでしょうか。
 江戸ではほとんどもの、たとえば木灰など買い取る商人がいました。人糞も農家の人が買いにきます。

浮世絵にかかれた井戸
浮世絵にかかれた井戸
ゴミがほとんどなく、排水がありませんから川はとてもきれいでした。幕末の御側医師であった人の娘が明治なって書いたものに、隅田川は水晶のようにきれいな水だったかいてあります。
しかし、幕府がなくなり、明治になると水質はどんどん悪くなり浄水場ができるようになります。

 

現在の水道は、河川や井戸から取水し、浄水場で濾過し、配水池にため配水します。水道法で定められたように塩素で殺菌消毒するのですが、末端の蛇口での濃度を計測するため大都市で水道管の長い場所ほど最初の塩素濃度が高いといわれています。ろ過方式も水源などの違いにより方式も変わりますが、細かい砂をつかう緩速濾過法があります。緩速濾過法では美味しくて安全な水を作ることが出来ますが 戦後 硫酸アルミニウムやポリ塩化アルミニウムなど凝集剤を使った急速濾過方式がつかわれました。現在で90%以上の自治体が急速濾過方式をつかっています。
水圧は2.0~4.0Kgf/c㎡(0.2~0.39MPa)くらいが理想とされていますが、上水道や配水池、水道配管の高低差などで一律ではありません。 高層の建物は水道圧では給水できないため受水槽というタンクを設けてポンプで圧力を上げて配水します。受水槽もたとえばマンションなどで入居者が少ないと受水槽の大きさに対して流れる水の量が少なくなると水質の低下をまねくため、特に10立方メートル以上の受水槽の設置した者が水質の維持検査をすることになっています。
水道水の中の残留塩素ですが水の中の他の物質と化合して有害な物質をつくることがあるといいます。

 

放射性物質

 

福島第一原子力発電所事故の事故により水源や上水道での放射性物質の量が増えたと報道された地域があります。セシウム137などの沈着量分布図をみると宮城県あたりから群馬県にまたがり、広範井の地域におよんでいます。
都心に近いところでは長野県での放射線量が低い。特に北アルプス沿いの安曇野は低い。ただ、この沿線は天然のラドン温泉が出ているので、自然の放射線があり隣接地域より多少高い。
→物質除去に有効な簡易型浄水器

 

安曇野の水

 

安曇野は北アルプスとその前に連なる山々より流れる水が安曇野との間に大きな扇状地をつくっています。
大町市からみた北アルプス
大町市からみた北アルプス
この扇状地を通って濾過された水が湧水として湧いているため。イワナの養殖やわさび田に使われています。

 

ペットボトル入り信州北アルプス あづみ野湧水

 

→大町市の、「矢沢水源」の湧き水を原水としているアルピナウォーターアルピナ8

 
アルピナウォーターの水源
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